2017年04月17日

希望に沿った墓探しをしていきましょう

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お墓といえば、先祖代々受け継がれていて家族と一緒に入るイメージがあるかもしれません。ですが現代では、家族が離れて住んだり子供を作らない夫婦も増えるなど昔に比べて変化してきています。終活という言葉が知られつつある昨今はお墓も多様化の一途を辿ってます。

収容する人数によって種類が分かれるので、自分の希望に沿った墓探しをしていきましょう。まず一人専用の個人墓は、近親者がいない人や他人と一緒のお墓に入りたくない人向けです。一人だけ埋葬されるお墓は実は古くから存在していました。

歴史上の著名人や武将等の偉業を称えるため、後世に残す目的で建てられました。自分のためのお墓なのでデザインや場所、広さも自由に決められます。夫婦だけが入る比翼墓というものもあります。別名夫婦墓といいます。夫婦で生前に予約したり、どちらか一方が亡くなられた時に予約するのが一般的です。いくつかの家のお墓を一つにまとめた両家墓もあります。区画内に墓石を別々にした両家のタイプや、一つの墓石にまとめて名前を入れるタイプがあります。お墓がまとまっているため、お墓参りや手入れが最小限で済むのがメリットです。ただ、両家の宗派が違う場合はどちらかの家が改宗しなければならないケースもあります。家族のためのみならず風や自分だけのためであってもお墓はきちんとした役割を持ち、ずっと管理されていきます。いずれ継承する人に負担にならない墓探しをしていきましょう。